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2015年10月8日木曜日

今の監督に権力はない!どのようにして監督は選手の納得を得ていけるのか



「結果」は個人自信と集団自信を補強することもあれば弱体化させることもある


結果は2重の効果を持つことができる、集団心理と個人心理に対して。結果はロッカールームを強化させることもあれば弱化させることもある。

「勝利」は行ってきたトレーニングや利用してきた方法を補強したり、監督に信頼を与えチーム内の共存の雰囲気を向上させる。


前向きな結果を獲得するためにトレーニングをする


しかし、チーム内の結合や自信を強化するために唯一の道として「勝利」を頼るには大きな危険が伴う。さらには、必要性や緊急性から探すときに「勝利」はなおいっそう遠ざかる。

闘う人間性を与えチーム構築を統率する監督によりプログラムされたトレーニングは、「前向きな結果」を獲得する可能性を広めるために最高の道である。監督により実現されたそのトレーニングをフィードバックし補強すること。


権力は監督が選手たちに与える影響力や指導力に固有なものである


監督は、遂行する役割に対して固有の権限を備える。決定の権限を持つ。しかし権力を持つ必要性はない。現在の社会ではもう、権力は地位に付属する固有のものではなく行動から派生された効力であり信用である。

監督の権力はチームに対してどのように指導力を発揮するかにより、行使されなければならない。選手たちが監督のことをリーダーと認めた時に、その権力は与えられる。チーム管理の良い運営により、選手たちから得た承認や信用で権力は直接的に行使される。


「監督は権限を持つ、しかし権力は納得から創られていくものである。」マヌエル・ペレグリーニ


現在の監督が持つ困難な挑戦である。上下関係を適用できる日本であっても選手を納得させていかないとならない。

そして、選手は納得いかないことを表現できるようにならないとならない。監督に意見をする選手を監督は育てないとならない。