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2017年10月29日日曜日

楽しさの中に成長!どういう努力や厳しさを監督や保護者は選手に求めるか




「ビシビシ厳しくお願いします」保護者からそう頼まれることがあるが、それは僕にとって難しい。。

厳しいことはフットボールを上達させることとイコールではない。フットボールは決断が重要となるので、神経質にするような厳しさは取り除いていかないといけない。自分自身、日々、挑戦していること。

他のチームの選手が失敗したときの反応を見ていると、どうにかしてあげたいと思うことがある。過度に厳しさを高めることで、選手たちは硬直する。申し訳なさそうにプレーする。我慢してプレーする。保護者の言う厳しさは、おそらく、そういう種類のものだと思う。選手を臆病にさせてはいけない。上手くなって欲しいのであれば、人として成長して欲しいのであれば、伸び伸びさせる方が良い。

家で努力をするかどうかも選手たち次第である。「家で努力しないのですよ」そういう保護者もいるけれど、僕はそんな選手たちは理に適っていると思う。フットボールはフットボールをすることが重要で、休養をとることでうまくなるのがメカニズム。やるときにやる、やらないときはやらない、そういうメリハリは選手にとって非常に重要。なので、家での努力は、できる限りしないように選手にはお願いをする。でも練習には最大限のプレーができるように来てもらう。

やっぱり、楽しく一生懸命にやることが成長には重要だ!楽しさがない努力、目的を失った楽しさ、そういうものはできる限りチームから除きたい。でも、好きなことをやるときには最大限に楽しむこと、最大限に頑張ること、そこは感謝を持ってやって欲しい。

厳しくしなくても、子どもたちは一生懸命にやっている。信じること。もしやらないとすれば、それは他のところに問題があるのだろう。